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岐阜連覇狙う帝京大可児のエースFW久保藤次郎「相手を完全に惑わすような選手になりたい」

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帝京大可児高のエースFW久保藤次郎

 平成29年度全国高校総体「はばたけ世界へ 南東北総体2017」サッカー競技(宮城)の岐阜県予選2回戦が20日に行われ、連覇を目指す帝京大可児高は大垣日大高と対戦する。17日に『NIKE ACADEMY TOKYO supported by JYD』のトレーニングセッションを受けたエースFW久保藤次郎(3年)が主にフィニッシュをテーマとして行われたトレーニングの感想と総体予選への意気込みを語った。

●FW久保藤次郎(3年)
―『NIKE ACADEMY TOKYO』のトレーニングの感想を。
「普段とはちょっと変わった練習だったので、自分達のミスの多さとか、質の低さというのはちょっと出たかなと思います。これからインターハイなどで全国行って上のチームとやるとなった時に、もっと質を上げていかないとチャンスも作れないし、上には行けないなと思います」

―相手の重心を見て崩すことだったり、新しい発見もあったのでは?
「動き出しとか、重心とか、新しい発見だったので、意識して取り入れて行きたいと思っています」

―トレーニングの雰囲気はどうだった?
「楽しくて、リアリティがあった。速いスピードからのフィニッシュとか、試合でしか体感できないものをちょっと体感できたと思う」

―去年からの主軸。今年のインターハイはどのような大会にしていきたい?
「もちろん全国には絶対に出たいですし、去年は1回戦突破で終わってしまったんですけど、それは絶対に越して、ひとつでも上に行って、新しい収穫を得て選手権へ向けて自分も成長して行ければいい」

―今年は注目される一年でもあるけれど、どのようにプレッシャーを跳ね除けていく?
「ドリブルがやっぱり自分の武器だと思っているので、マークが厳しくなっても自分でドリブルで行けるし、味方も使えるし、という組み合わせをしっかりと使っていきたい」

―去年のインターハイを振り返ると?
「去年のインターハイは緊張しちゃって全然自分のプレーができなかったんですけど、緊張が取れてからは楽になってドリブルも通用していたと思う」

―特に今年は結果を残したい1年。
「去年、チームで一番シュートを打ったんですけど、1点も取れずに終わっちゃったんで今年は決めたいです」

―エースという自覚もある。
「大事なところで決め切れるような選手になりたいです」

―今回のトレーニングを上手く結び付けられればいい。
「味方との連係が一番大事だと思うので、普段の練習から意見を言い合ったり、自分はこうだと言い合ったりして、練習から合わせて本番に臨みたいです」

―将来的にはどのような選手になりたい?
「個でも行けるし、味方も使えるし、両方できるような選手になりたい。さっきまでは個で行っていたけれど今度は味方を使うとか、相手を完全に惑わすような選手になりたいです」

―インターハイの目標は?
「全国ベスト4くらいには行きたいですね」

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2017

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