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ケインが圧巻4発!ソン・フンミンも2発でトッテナムがレスターに完勝…岡崎は2戦連発ならず

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ハリー・ケインが4ゴール、ソン・フンミンが2ゴールでトッテナムが完勝

[5.19 プレミアリーグ第34節延期分 レスター・シティ1-6トッテナム]

 プレミアリーグは19日、第34節延期分の1試合を行った。FW岡崎慎司が所属するレスター・シティはホームでトッテナムと対戦し、1-6で敗れた。4試合連続でスタメンの岡崎は前半のみの出場に終わり、2試合連続ゴールとはならなかった。

 レスターは13日の第37節マンチェスター・シティ戦から1人を変更し、MFアンディ・キングに代えてMFダニエル・アマーティが先発起用された。対するトッテナムは、14日の第37節でマンチェスター・ユナイテッドに勝利し、今季の2位フィニッシュが確定させたが、メンバーの変更は2人にとどめ、DFキーラン・トリッピアーとMFクリスティアン・エリクセンに代えてMFムサ・デンベレとMFムサ・シソコがスターティングメンバーに名を連ねた。

 トッテナムは2位確定でモチベーションが下がるかと思われたが、立ち上がりから主導権を握ると、前半25分に先制点。DFトビー・アルデルワイレルトの自陣からのフィードで完全に裏を取ったFWソン・フンミンがドリブルでボールを運び、PA右からマイナスに折り返す。これをゴール前に走り込んだFWハリー・ケインが右足で合わせ、先制のゴールネットを揺らした。

 さらにトッテナムは前半28分、左サイドからDFベン・デイビスが上げたクロスをMFデレ・アリが頭で合わせるが、GKカスパー・シュマイケルの好セーブに阻まれる。36分には、MFビクター・ワニャマのパスをPA手前中央で受けたデレ・アリが浮き球パス。これをバックステップを踏みながらソン・フンミンが右足ダイレクトでゴール左隅に流し込み、2-0とリードを広げた。

 前半は全くいいところがなかったレスターは、ハーフタイムで岡崎を下げてFWイスラム・スリマニを投入する。後半8分、PA手前でMFマーク・オルブライトンがボールを奪い、相手をかわして左足シュート。相手に当たってこぼれたボールをMFリヤド・マフレズが左足で狙うもGKウーゴ・ロリスに止められてしまう。

 それでもレスターは後半14分、アマーティのスルーパスに反応したFWジェイミー・バーディが抜け出したが、PA外まで飛び出したGKロリスがスライディングでカット。セカンドボールをアマーティがつなぎ、DFベン・チルウェルがPA手前から左足で押し込み、1-2と反撃の狼煙を上げた。

 しかしトッテナムの勢いは止まらない。後半18分、右サイドからアルデルワイレルトが上げたクロスをファーサイドのワニャマが頭で折り返し、ケインがヘディングで押し込み、3-1。ケインは今季24点目とし、得点ランキング首位のFWロメル・ルカク(エバートン)に並んだ。

 さらにトッテナムは後半26分、カウンターからケインのパスを受けたソン・フンミンがドリブルで攻め上がり、ケインをおとりに巧みなボールさばきから右足ミドル。コントロールされたシュートがゴール右隅に吸い込まれ、リードを広げる。終了間際の44分には、ケインがPA手前から右足シュートを決め、5-1。ケインが25得点で得点ランキング単独トップに立った。

 さらに後半アディショナルタイム2分、左サイドからデイビスがグラウンダーのパスを送り、ケインが先ほどと同じような位置から右足シュートを流し込み、ダメ押し。試合はこのまま終了し、エースの4ゴール、ソン・フンミンの2ゴールでトッテナムが6-1で快勝した。


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