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宇佐美アウクスも!“4分の3”めぐる残留争い、日本人所属3クラブはすべて残留

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アウクスブルクは最終節で1部残留を決めた

[5.20 ブンデスリーガ第34節 ホッフェンハイム0-0アウクスブルク]

 ブンデスリーガは20日、第34節を行い、FW宇佐美貴史の所属するアウクスブルクは敵地でホッフェンハイムと対戦し、0-0で引き分けた。宇佐美は4試合連続でベンチ外だったが、チームは勝ち点1を積み上げ、残留が決定。ホッフェンハイムは4位でフィニッシュし、来季のUEFAチャンピオンズリーグにはプレーオフから出場することが決まった。

 前半6分、アウクスブルクはDFコンスタンティノス・スタフィリディスの左クロスをFWハリル・アルトゥントップが右足ダイレクトで叩いたが、わずかにゴール左へ。対するホッフェンハイムも同21分、後方からのフィードに反応したMFマルク・ウートがヘディングシュートを放ったが、GKにキャッチされた。

 スコアレスで折り返した後半は徐々にホッフェンハイムが攻勢を強める。後半23分、FWアンドレイ・クラマリッチが鋭い切り返しで相手をかわし、右足で強烈なミドルシュートを打ったが、惜しくも左ポストを直撃。MFピルミン・シュヴェクラーの縦パスに抜け出したMFナディーム・アミリの右足ミドルも枠を捉えられなかった。

 その後もホッフェンハイムが一方的に押し込むが、後半31分、アミリの右足ミドルはまたも左ポストを直撃。同41分にはMFオイゲン・ポランスキの左クロスにファーサイドのDFエルミン・ビチャクチッチが頭で合わせたが、ゴールマウスにカバーに入ったアウクスブルクDFマルティン・ヒンテレッガーがヘディングで決死のクリアを見せ、ゴールを死守した。

 そのまま0-0の引き分けに持ち込んだアウクスブルクは勝ち点を38に伸ばし、順位も一つ上げて13位でシーズンを終えた。宇佐美所属のアウクスブルク、FW武藤嘉紀所属のマインツ、DF酒井高徳所属のハンブルガーSVと、最終節まで残留争いに巻き込まれた4チーム中、3チームに日本人選手が所属していたが、3チームともに残留が決定。ボルフスブルクが16位に転落し、2部3位との入れ替え戦に回ることになった。

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