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エース小川が逆転呼び込む同点弾!白星発進にも「今から切り替える」

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FW小川航基が後半3分に同点ゴールを決めた

[5.21 U-20W杯GL第1節 U-20日本 2-1 U-20南アフリカ 水原]

 エースが逆転の口火を切った。0-1で折り返した後半立ち上がりの3分、U-20日本代表はFW岩崎悠人がDF舩木翔とのワンツーで左サイドを突破。グラウンダーの折り返しに飛び込んだFW小川航基(磐田)が左足で合わせると、ボールはゴールラインぎりぎりで相手GKにかき出されたが、すでにラインを越えていたとして得点が認められた。

「(岩崎)悠人は突破力があるし、クロスが来るのは分かっていた。1枚はニアでつぶれるというチームの共通意識があった。ニアに飛び込めて良かった」

 エースの同点ゴールで勢いに乗り、足の止まり始めた南アフリカを押し込んだ。後半14分、FW久保建英の絶妙なスルーパスに抜け出した場面はPA外まで飛び出してきたGKのビッグセーブに阻まれたが、その後も攻撃の手を緩めず、後半27分にMF堂安律が決勝点を叩き込んだ。

 大事な初戦で逆転勝利。「この勝利は大きい」と胸を撫で下ろす小川は「でも今から切り替えて、次の試合に向かっていかないといけない」と、すぐに気持ちを切り替える。前半19分にはポスト直撃の左足ボレーを放ち、同30分にも決定的なヘディングシュートがあった。1点で満足しないエースにはさらなるゴール量産も期待されている。

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