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アーセナルの連続出場記録は19年でストップ…シティとリバプールが熾烈なCL出場権争いを制す

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来季のCL出場権を獲得したマンチェスター・シティとリバプール

 プレミアリーグは21日、最終節を各地で最終節を行った。注目のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権争いは、マンチェスター・シティリバプールが制した。

 プレミアリーグは上位3チームが来季のCL本大会グループリーグへ出場。4位はプレーオフからの出場となる。すでに優勝を決めているチェルシーと2位トッテナムが出場権を獲得しており、残り2枠となっていた。

 最終節を前にCL出場権獲得の可能性を残していたのは、3位マンチェスター・シティ(勝ち点75)、4位リバプール(同73)、5位アーセナル(同72)の3チームとなっていた。

 引き分け以上で他会場の結果に関係なく4位以内が確定するシティは、敵地でワトフォードと対戦。開始5分のDFビンセント・コンパニの先制点を皮切りに前半だけで4得点を奪うと、後半にもFWガブリエル・ジェズスが加点し、5-0で大勝した。

 4位リバプールはミドルスブラをホームに迎えた。ミドルスブラに苦戦を強いられたリバプールだったが、前半終了間際にMFジョルジニオ・ワイナルドゥムが先制点。さらに後半の立ち上がりにMFコウチーニョ、MFアダム・ララーナと立て続けにゴールネットを揺らし、3-0で快勝した。

 エバートンに敗れれば、CL出場権が消滅する5位アーセナルは、前半8分にDFエクトル・ベジェリンが先制点。14分にDFローラン・コシールニーが一発退場となったが、28分にFWアレクシス・サンチェスが追加点を奪う。後半13分にはPKで1点を失ったが、終了間際のアディショナルタイム1分にMFアーロン・ラムジーがダメを押し、3-1で最終節を終えた。

 この結果、3チームすべてが勝利したため順位は3位シティ、4位リバプール、5位アーセナルで変わらなかった。シティは7シーズン連続、リバプールはプレーオフからとなるが、2シーズンぶりのCL出場を決めた。一方、アーセナルは1998-99シーズンから19シーズン連続でCL出場権を確保してきたが、その記録がついに途絶えることとなった。


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