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長友フル出場のインテル、9戦ぶり勝利でトンネル抜ける

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長友佑都がフル出場したインテルは、9戦ぶりの勝利を挙げた

[5.21 セリエA第37節 ラツィオ1-3インテル]

 セリエAは21日、第37節を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは敵地でラツィオと対戦し、3-1で勝利した。4連敗中だったインテルは連敗を止めるとともに、3月12日の第28節アタランタ戦以来、9戦ぶりの勝利を飾った。

 ミランらとヨーロッパリーグ(EL)出場権の最後の椅子を争っていたインテルだが、ミランが6位を確定させたことで、試合前に7位以下が確定。EL出場を逃したことが分かった上で、試合に臨んでいた。

 インテルとしては根深い不振が悩みの種となっている。2か月強勝利から遠ざかるインテルは、監督交代という手段で現状を打開しようとしたが、前節のサッスオーロ戦も1-2で敗戦。復調のきっかけをなかなかつかめずにいた。この日の試合でも前半18分にPKで先制点を献上。幸先の悪いゲームになっていた。

 ただこの日のインテルは一味違った。まずは前半31分にCKからDFマルコ・アンドレオッリが決めて同点に追いつくと、同37分にはオウンゴールで逆転に成功する。

 後半21分にラツィオが退場者を出したことでさらに優位に立つと、同29分にはMFエデルがダメ押しとなる3点目を記録。同33分にはラツィオに2人目の退場者も出て、インテルの勝利は決定的になった。

 長友は6戦連続の先発出場。前節は前半45分のみでの交代と屈辱を味わったが、今節はフル出場。9戦ぶりの勝利に貢献した。


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