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就任後初トップ4入り逃したベンゲル「敵意にまみれた環境だった」

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去就が注目されるアーセン・ベンゲル監督

[5.21 プレミアリーグ第38節 アーセナル3-1エバートン]

 プレミアリーグ最終節となる第38節が21日に行われ、アーセナルはホームでエバートンに3-1で勝利した。しかしながら他会場の結果から5位が確定。来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃し、欧州CL連続出場記録は19で止まった。

 試合後、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は不振の今季を振り返り、ファンたちの“態度”に問題があったと見解を示した。英『スカイスポーツ』のインタビューで語った内容を英『メトロ』が報じている。

 指揮官は「私は大丈夫だよ。十分な経験があるからね」と自らは問題なかったと強調しつつ、「だが、ああいう態度はチームや選手たちの大きなハンディキャップになったと思う」と指摘した。

「選手たちは敵意にまみれた環境でプレーしていたんだ。私たちは結束してひとつになる必要があったにもかかわらずね。難しい環境だったよ。特に選手に対してはそうだった。そう言わなければならない」

 1996年にアーセナルの監督に就任後、初めてトップ4入りを逃したベンゲル監督。契約は今夏限りとなっているため、その去就が騒がしい。27日のFA杯決勝戦・チェルシー戦後の役員会で正式に進退が決まるとみられるなか、この日の本人は「FA杯決勝のあとに答えるよ。ありがとう」と言うに留めた。

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