beacon

「マンチェスターは団結する」EL決勝を前にテロ事件…マンUは前日会見をキャンセル

このエントリーをはてなブックマークに追加

ジョゼ・モウリーニョ監督がテロ事件に関して声明を発表した

 ヨーロッパリーグ(EL)は24日にストックホルムのフレンズ・アレーナで2016-17シーズンの決勝戦を行う。アヤックスと対戦するマンチェスター・ユナイテッドは、22日にマンチェスターで起きたテロ事件を受けて前日会見のキャンセルを要請。欧州サッカー連盟(UEFA)はこれを受諾し、クラブ公式サイト上でジョゼ・モウリーニョ監督のコメントを伝えた。

 プレミアリーグでは6位に終わり、来季のチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を逃したユナイテッド。このままでは大幅な収入減で、補強にも大きな影響が出ることからEL制覇による“最後のチャンス”に全力を注いでいる。

 大一番を前にマンチェスターではテロ事件が発生。米歌手アリアナ・グランデのコンサート会場となったマンチェスター・アリーナで公演後に爆発が起き、子どもを含む22人が死亡した。また、一部報道ではマンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督の妻と2人の娘が会場に居合わせたとも報じられている。なお、無事に避難したため怪我はなかったという。

 モウリーニョ監督はクラブ公式サイトを通じて「昨夜の悲劇にみな心を痛めている。被害に遭われた方々のご遺族のことが頭と心から離れない」と驚きを隠し切れない様子だが、「我々にはやるべき仕事がある。それを完遂するために我々はスウェーデンへと向かう。いつもの遠征の時のように、満たされた気分で旅立つことができないのは残念なことだ。マンチェスターに来てそう長くはない自分でもわかる。マンチェスターの人々は、一致団結することは知っている」と声明を発表した。


●プレミアリーグ2016-17特集
●EL16-17特集

TOP