beacon

酒井高徳が主将の重圧を吐露「最終節の試合中『マジかよ』と思いながらプレーした」

このエントリーをはてなブックマークに追加

プレッシャーから開放されたDF酒井高徳

 ハンブルガーSVに所属するDF酒井高徳がキャプテンとして過ごした重圧を語った。

 酒井は2016-17シーズン、未勝利が続き最下位という厳しい状況でチームのキャプテンに就任。その後しばらくは状況が好転したものの、シーズン終盤でふたたび失速。最終節でなんとか入れ替え戦行きを免れた。主将として大きなプレッシャーの中に身を置いた酒井は「ハードでしたね」とシーズンを振り返り、以下のように続けた。

「シーズン中は本当に、自分のことを考える余裕がなかったというか。自分がどうなるとか、自分がプレッシャーあるからとか、そういうことじゃなくて、チームに目を向けてたし、試合に目を向けてたし、毎日の練習に目を向けていました。『ああ、自分、こんなに頑張っていたんだな』というか、『こんなにいろいろ自分の中で抱えてサッカーしてたんだな』っていうのは、試合が終わって感じましたね」

 また、ハンブルガーSVがブンデスリーガ創設時から常に1部リーグに所属していることも大きなプレッシャーとなったという。

「やっぱり2部に降格したことがないということで、日本人としてもやっぱりここは名前を汚せないというか…。何が何でも『2部に降格させた初めてのキャプテンが日本人だ』なんていうのは、もう絶対に、絶対に俺のプライドが許さないっていう感じのがありました。その重圧っていうのはすごくありましたね。何なら最終節の試合の途中でも『マジかよ』と思いながらプレーした時間帯もありました」


●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP