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甲府はボザニッチ&保坂弾で勝利も…呂比須・新潟と共にGL敗退に

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[5.24 ルヴァン杯GL第6節 新潟0-2甲府 デンカS]

 ルヴァン杯は24日、グループリーグ第6節を行った。B組の7位アルビレックス新潟と6位ヴァンフォーレ甲府が対戦。後がない両チームの一戦は2-0で甲府が勝利した。しかし他会場の結果から、甲府と新潟の敗退が決まった。

 敵地ではあるが、グループリーグ突破に望みをつなげたい甲府は、前半2分に左サイドからMF曽根田穣がカットインして右足シュートを放つなど、サイド攻撃を果敢に仕掛けていく。35分には、曽根田が左サイドから上げたクロスは相手にカットされ、セカンドボールをMF島川俊郎がPA手前から右足を振り抜く。これが相手に当たってコースが変わったが、GK守田達弥に反応されて弾き出された。

 20日に行われた呂比須ワグナー監督の初陣を白星で飾った新潟。ハンブルガーSVのDF酒井高徳が見守る中、左サイドで縦のコンビを組んだDF酒井高聖とMF酒井宣福が高さと強さをいかしてゴールに迫る。前半22分、MF加藤大の右CKからファーサイドの高聖がヘディングシュート。31分には、サイドチェンジから右SB長谷川巧が上げたクロスを体勢を崩しながら宣福が頭で合わせたが、右ポストを叩いた。

 後半も均衡した状況が続く中、新潟は17分にMF森俊介を下げてMF伊藤優汰を投入。昨年9月に左膝前十字靭帯を損傷した伊藤が今季公式戦初出場となった。伊藤が早速右サイドで得意のドリブルを披露し、新潟の流れかと思われたが、22分にDF西村竜馬が曽根田を倒してしまい、PKを献上。これをMFオリヴァー・ボザニッチが冷静に決めて、甲府が先制に成功した。

 1点を追う新潟は後半28分にFW鈴木武蔵、34分にFWホニをピッチに送り出し、交代カードを使い切る。しかし同点に追いつけないでいると、甲府にチャンスが訪れる。38分、スルーパスで抜け出したMF道渕諒平がPA右に侵入して右足シュート。これはクロスバー上に外れたが、40分にDF土屋征夫がPA右からマイナスに折り返したボールを途中出場のMF保坂一成が右足で押し込み、2-0。甲府は勝利をおさめたが、敗退が決まった。


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