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早々の失点もなんのその!仙台が鮮やか逆転で札幌撃破、2位以内が確定

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[5.24 ルヴァン杯GL第6節 札幌1-2仙台 札幌ド]

 ルヴァン杯は24日、グループリーグ第6節を行った。A組のとベガルタ仙台の一戦は、2-1で仙台が逆転勝利。最終節は試合がないが、3位磐田と勝ち点4差とし、2位以内が確定した。

 両チームにとってグループステージ突破に向けて重要な一戦。首位・仙台と勝ち点3差で4位の札幌は、立ち上がりから積極的な姿勢をみせ、相手ゴールに迫ると、開始4分に試合を動かす。敵陣中央でボールを受けたFWジュリーニョが左サイドに展開。MF石井謙伍が胸トラップから柔らかいクロスを入れると、ファーサイドでフリーとなっていたFW上原慎也が打点の高いヘディングシュートを叩き込み、早々に先制点を奪った。

 この試合がグループリーグ最後の試合となる仙台は、先制点を許したものの、正確なパス回しで主導権を握ると、前半17分に追いつく。FWクリスランがFW西村拓真のパスをPA左のMF佐々木匠にダイレクトで落とす。佐々木はトラップをせずに相手DFを軸に反転して左足シュート。これがゴール左に突き刺さり、試合を振り出しに戻す。さらに20分、右サイドで獲得したFKからMF三田啓貴がクロスを入れ、DF石川直樹が頭で流し込み、2-1。仙台が一気に逆転した。

 追う展開となった札幌はハーフタイムにジュリーニョに代えてFW菅大輝を入れる。後半5分、相手のクリアボールを拾った上原が右足ミドルシュートを放つが、GK関憲太郎に弾き出される。29分には、MF小野伸二を下げてFW都倉賢を投入し、攻勢を強めたが、31分の都倉のシュートもGK関に止められてしまう。

 仙台は押し込まれる時間が続いたが、後半31分にカウンターが発動し、左から折り返したボールをフリーで飛び込んだ佐々木が右足シュートもGK金山隼樹が体でブロック。アディショナルタイムには、セットプレーから都倉に競り勝たれ、ヒヤッとしたが、なんとか耐え凌いで、2-1で逃げ切った。仙台は他会場の結果から2位以内が確定。最終節は試合がないが、首位で終われば決勝トーナメントから、2位に終わればプレーオフからの出場となる。


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