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横浜FMがPO圏内3位に浮上、鳥栖は後半ATのPK献上もあり3連敗終戦

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[5.24 ルヴァン杯第6節 鳥栖1-2横浜FM ベアスタ]

 横浜F・マリノスが敵地でサガン鳥栖に2-1で競り勝った。勝ち点を9に伸ばした横浜FMはプレーオフステージ出場圏内の3位に浮上。一方の鳥栖は予選突破には勝利が絶対条件だった。負傷で離脱していたエースFW豊田陽平が復帰するという朗報もあったが、今大会3連敗(2分3敗)で敗退が決まった。

 スコアは後半に動いた。前半からチャンスの数で上回った横浜FMは後半19分、エリア内でMFダビド・バブンスキーが粘ってボールを奪うと、折り返しをFWウーゴ・ヴィエイラが蹴り込み、ようやく均衡を破った。

 だが鳥栖も後半31分、左サイドからDF三丸拡が上げたクロスがFW富山貴光の頭にピタリ。ドフリーの富山は難なくゴールに流し込み、試合を振り出しに戻す。

 しかし最終盤、ワンプレーが勝敗を分けることになる。後半アディショナルタイム2分、途中出場していたスピードのある横浜FMのFW仲川輝人がエリア内に入ると、MF太田徹郎に倒されてしまう。判定はPK。これをウーゴ・ヴィエイラが落ち着いて決めて、横浜FMが勝利をもぎ取った。

 試合後、インタビューに答えたMF中島賢星は、「最終的に勝つことが出来てよかった」と安堵の表情を浮かべた。地元・佐賀県での試合に「このピッチで試合をすることが出来て幸せ」と笑顔を見せると、「次も絶対に勝って、しっかり上に上がれるように頑張りたい」と決勝トーナメント進出への意気込みを語った。横浜FMは31日の最終節は、ホームで勝ち点2差の4位の広島と対戦する。



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