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アジア杯予選・日本vsサウジ 戦評

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[11月15日 アジアカップ予選A組最終節 日本3-1サウジアラビア 札幌]

 オシム監督は試合後の会見では、相変わらず皮肉を言うが機嫌は良かった。
「全員が考え、走り、流動的に動けるようになり、今までやってきた成果が内容にも、結果にも表れていた」と語った。
 日本は最初から積極的にボールを回し、相手を翻弄する。日本の選手の動きを見ていて、事前にサウジアラビアの戦い方、プレーの特徴などよく分析し、どう対処すべきか、はっきり意識できているのがわかった。
 攻撃ではMF三都主アレサンドロ(29)がアクセントになっていた。サントスはボールをキープしサイド攻撃の起点となっていた。
 また、守備ではMF阿部勇樹(26)、MF今野泰幸(23)が良かった。ボール回しが上手く、攻撃につなげることが出来ていた。何より相手FWの2トップをきっちりと抑えていた。目に付く問題点はあったが、それはそれとして、いい試合だったといえる。

<写真説明>アジアカップ予選A組最終節 日本vsサウジアラビア。2得点と大活躍の日本FW我那覇和樹と攻撃のアクセントになっていた日本MF三都主

(取材 田村修一)

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