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「トゥーロンでも結果を」U-19代表黒川淳史がプロ初ゴールで弾み

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MF黒川淳史がトゥーロン国際大会に弾みをつけるプロ初ゴールだ

[5.24 ルヴァン杯グループA第6節 大宮4-0清水 NACK]

 プロ初ゴールで弾みをつけた。大宮アルディージャのU-19日本代表MF黒川淳史が公式戦出場6試合目でプロ初ゴール。19歳3か月20日での得点はカップ戦でのクラブ最年少記録となった。

 立ち上がりから大宮がボールを保持して一方的に押し込み、前半4分に3年目のDF高山和真が先制ヘッド。迎えた前半14分、MF大山啓輔の右CKをファーサイドのDF河面旺成がヘディングシュート。ゴールライン上で清水FW長谷川悠に当たったこぼれ球を黒川が頭で押し込んだ。

「僕の前にボールがきたので頭を振ったら入りました」。泥臭く奪ったメモリアル弾だったが、「あんまり実感がない。自分だけのゴールじゃなく、全員で取ったゴール」と強調し、喜びは控えめだった。

「スタメンで出られたので絶対に結果を残してやろうと思っていた」。トゥーロン国際大会2017を戦うU-19日本代表に選出されている黒川は、この試合の翌日からチームを離れ、今日25日から同代表に合流。フランスへと渡り、日の丸を背負って戦う。

「少しチームを離れるので、一回ここで結果を残してからトゥーロンで頑張ってきたいなと思っていた」。個人として結果を残しただけではなく、リーグ戦で最下位に低迷するチームも4-0で完封勝利。最高の形で代表合流となり、「全員の力でいい勝利ができた。この流れでトゥーロンでもしっかり結果を残したい」と大舞台での活躍を誓った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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