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オランダで珍事!?ビデオ判定で“退場が取り消し”に…蘭メディアも「奇妙な瞬間」と驚き

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NEC対NACの昇降格プレーオフで退場が取り消される事態が発生した

 オランダで開催されている昇降格プレーオフで、ビデオ判定により、レッドカードが取り消される事態が発生した。オランダ『テレグラフ』はこれを「奇妙な瞬間」と伝えた。

 オランダではレギュラーシーズンを終え、1部・エールディビジの16位と17位、2部・エールステディビジの8チームを加えた10チームで来季1部の2枠をかけた昇降格プレーオフが8日から開催されている。26日には、エールディビジの2チームが登場し、3回戦第1戦の2試合が行われた。

 エールディビジ16位のNECは敵地でエールステディビジ6位のNACと対戦。問題のシーンは前半終了間際に起きた。43分、GKのパントキックから裏に抜け出しそうになったNACのFWシリール・デセルスを、NECのMFボイチェフ・ゴラが倒してしまう。これに主審は「決定的な得点機会の阻止」でゴラにレッドーカードを提示した。

 この場面、お互いにユニフォームを引っ張り合っており、微妙な判定だった。そのためか主審が試合を止めてビデオ確認を行い、その結果ゴラの退場が取り消されることになった。近年、ビデオ判定によりゴールが取り消されるなど、判定が覆ることも多くなったが、レッドカードが取り消されて退場者がピッチに戻ってくる光景に『テレグラフ』は「奇妙な瞬間」と驚きをもって伝えた。

 なお、試合は後半39分に決勝点を決めたNACが1-0で先勝している。

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