beacon

トッティ、ローマ同僚を最後の晩餐に招待も「お楽しみはこれから」…現役続行を希望?

このエントリーをはてなブックマークに追加

トッティにとって28日の試合がローマでのラストマッチになる

 ローマの主将、FWフランチェスコ・トッティが25日、チームメートを夕食に招き、別れの挨拶をした。イタリア複数メディアが報じている。

 40歳のトッティは自身のフェイスブックを通じて、28日のセリエA最終節ジェノア戦がローマでのラストマッチとなることを発表したばかりだ。これに合わせてトッティは、チームメートやスタッフをレストランに招き、最後の夕食会を開いた。なおトッティとの確執が報じられているルチアーノ・スパレッティは出席していない。

 夕食会はローマ市内を見下ろすことのできるモンテ・マリオの丘にあるレストランで執り行われた。トッティはチームメートとの集合写真をツイッターにアップし、「ありがとう、みんな!」と投稿している。ローマ情報サイト『ForzaRoma.Info』によれば、出席したチームメート全員には、「ありがとう、君のキャプテンより」とメッセージの入ったサイン入りの背番号10番のユニフォームがプレゼントされた。

 またトッティはSNS上で、チームメートのMFラジャ・ナインゴランから「なんて偉大なキャプテンなんだ!」とコメントを受けると、「お楽しみはまだこれからだ」と答えており、これがさらなる憶測を呼んでいる。ローマの幹部は、今シーズン終了後にトッティがフロント入りし現役を引退することを既に発表している。しかしトッティはフェイスブックでも「サッカーへの僕の愛はまだ冷めていない。これは情熱、僕の情熱なんだ。あまりにも熱くて、燃やすことをやめるなんて考えられない」と述べており、現役続行を希望しているように見える。

 トッティには、元イタリア代表のアレッサンドロ・ネスタ氏が指揮を執るNASLマイアミのほか、18歳から20歳にかけて在籍した地元のセリエD(イタリア4部)トラステヴェレも獲得に興味を示している。今シーズン終了後のトッティの動向は注目されるところだ。

●セリエA2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP