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今季を振り返る香川「悩む事も多々あり…」

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優勝パレードではしゃぐMF香川真司

 ドルトムント日本代表MF香川真司が29日に自身の公式ブログ(https://ameblo.jp/shinji-kagawa0317/)を更新し、DFBポカール(ドイツ国内杯)優勝の喜びを綴るとともに、今季を振り返っている。

 ドルトムントは27日、DFBポカール(ドイツ国内杯)決勝でフランクフルトと対戦。MFウスマン・デンベレとFWピエール・エメリク・オーバメヤンのゴールによって2-1で競り勝ち、5年ぶり4度目の優勝を飾った。香川も公式戦3試合連続のフル出場を果たし、勝利に貢献している。

 香川は優勝から2日後の29日、「決勝を終えて」というタイトルでブログを投稿。「苦しい試合ではありましたが、勝利して優勝する事ができました」と書き出すと、「チーム事情もあり、自分の役割を考え、尚且つ自分の良い部分の特徴をどう活かす事ができるか?なんとなく、この数年を物語るような戦い甲斐のある試合でした」と当日の心境を語った。

「悩む事も多々あり、色々な葛藤が自分の中であったこの1年。色々と厳しい時期もありましたが、最後にこの決勝に出場する事ができ、優勝できた事を誇りに思います」。紆余曲折がありながらも、最後は良い形で1年を締めくくった香川。「このシーズン、正直苦しかったけど。本当に自分にとって大事であり、充実したシーズンでした」と今季を総括している。

 また、苦しんできた分、優勝した時の喜びも大きかったようで、「優勝後はちょっとはしゃいじゃいました。ちょっとじゃないか?許してくださいね」と冗談めかして反省。そして「はしゃぐのはもう終わり。大事な代表戦があります。帰国後数日はお休みを頂けたので、体を休めたり、自分のやりたい事をしたり。トレーニングをしながら、調整をしたいと思います」と、6月の代表戦に気持ちを切り替えた。

 日本代表は6月7日に味スタで行われるキリンチャレンジ杯でシリアと、同13日にテヘランで開催されるW杯アジア最終予選でイラクと対戦。海外組は今月28日からトレーニングを行っており、香川も順次合流する予定となっている。


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