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ロイス、ドルトムントCEOとの衝突を否定…”バス爆破事件翌日開催”で対立との報道を一蹴

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CEOとの不仲を否定したMFマルコ・ロイス

 ドルトムントMFマルコ・ロイスは、バス爆破事件の影響での”試合翌日開催”をめぐってハンス・ヨアヒム・バツケCEO(最高経営責任者)と衝突したのだろうか。選手本人がドイツ誌『ツァイト』の電子版による報道を否定している。

 4月11日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のモナコ戦前にバスが爆破されるという衝撃的な事件に遭遇したドルトムントだが、試合は翌日に開催されることになった。だが、『ツァイト』によると、その日に行われたチームミーティングで、負傷によりその試合には出場できなかったロイスがバツケCEOに対して「今晩プレーすることは間違っている」と話し、その結果両者は口論に至っていたという。またその際、ゴンサロ・カストロ他3人の選手も立ち上がり、ロイスの意見に同調したと伝えられている。

 だがロイス本人は『sid通信』で、試合が翌日に行われることについて懸念を示したことを認めつつ、バツケCEOとの衝突を否定。「僕たちは喧嘩しなかったし、今も喧嘩していない。深い信頼関係を築いてきたんだ」と強調する同選手は、「そのような関係では意見の相違、オープンに議論することも含まれる」とのコメントを残した。また、バツケCEOが「事件後、(翌日に)プレーを望まない選手は午後までに彼にそれを伝えれば良い、といった選択肢を与えてくれた」とも言及している。

 なお『キッカー』いわく、試合前には翌日開催に関する懸念を口にしなかったトーマス・トゥヘル監督は、試合後にはUEFA、そしてUEFAとの協議で翌日開催に同意したドルトムントの幹部も間接的を激しく批判したとのこと。それが、バツケCEOとの関係を修復不可能にさせたようだ。


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