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テネリフェ柴崎、レアル相手の2ゴールを振り返る「僕の助けになった」

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レアル戦の2ゴールを振り返るMF柴崎岳

 世界に驚きを与えたあの2発から、早半年が経過した。テネリフェMF柴崎岳が、クラブW杯決勝でレアル・マドリー相手に叩き込んだゴールを振り返っている。

 昨年12月に日本で行われたクラブW杯。決勝でレアルと対戦した鹿島アントラーズは、柴崎の2得点で欧州王者をあと一歩で敗退というところまで追い詰めた。結局延長戦の末にレアルが4-2で勝利を収めたが、その一戦で「シバサキ」の名は瞬く間に全世界に広がった。

 そして先日、柴崎はスペインで初ゴールを記録している。5月28日のリーガ2部第40節、アルコルコン戦で挙げた得点は、3-1の勝利につながるバースデーゴールだった。

 柴崎はその得点について次のように話している。スペイン『マルカ』がコメントを伝えた。

「ゴールは嬉しかったです。チームの勝利に貢献できましたから。ゴールしたのは僕でしたが、重要だったのはチームの勝利であり、それによりプレーオフ出場に近づいたことです」

「(あまり得点を喜んでいないように見えたが)そうかもしれないですね。でも、そういうのは僕のスタイルではありません。いつも落ち着いている。それが僕の性格です」

 思えば、レアル戦でもゴールの喜びを派手に表現してはいなかった。柴崎はあの試合における2得点を振り返っている。

「そうでしたね。ゴールを決めた時に走り回って叫ぶというのは、僕のスタイルではないんです。でも、いつもすごく嬉しいですよ」

「すべてが僕の助けになったと思っています。鹿島は(クラブW杯を)素晴らしい大会にしました。コロンビアのチームを破り、専門家やファンの方々を驚かせたのではないでしょうか。決勝では延長でレアル・マドリーに負けてしまいましたが、良い大会にできたと思います。あの2ゴールは、常に僕の助けになっていますよ」


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