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ラストプレーで痛恨の失点…U-19日本代表、佐々木匠の先制点を守り切れずトゥーロン2戦連続ドロー

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 U-19日本代表は1日、トゥーロン国際大会のグループリーグ第2節でU-19アンゴラ代表と対戦し、1-1で引き分けた。第3節は4日に行われ、U-19イングランド代表と対戦する。

 初戦のキューバ戦では、先制しながらも一瞬の隙を突かれて1-1で終わってしまった日本。勝利が欲しい第2戦はスターティングメンバーを大きく変更し、FW黒川淳史(大宮)とDF麻田将吾(京都)を除く9人を入れ替え、MF佐々木匠(仙台)やFW安藤瑞季(長崎総合科学大附高)らが先発起用された。

 J1仙台で結果を残している佐々木を中心に攻め込む日本は、前半10分に佐々木の右CKから麻田が頭で合わせるが、惜しくもポスト直撃。25分には、左サイドから佐々木が上げたクロスを黒川がヘディングシュートもGKにキャッチされた。

 前半はスコアレスに終わった日本は後半4分、佐々木が左から絶妙な位置にクロスを入れたが、体を投げ出したFW小松蓮(産業能率大)のシュートはGKの正面に飛んでしまう。それでも12分、佐々木が左から中央へドリブルで仕掛けると、相手のファウルでPKを獲得。これを佐々木自ら決めて、先制に成功した。

 後半22分には、安藤に代えてFW安部裕葵(鹿島)をピッチに送り出し、攻勢を強めていく日本。30分には、その安部がPA内までドリブルで持ち込みシュートを放ったがGKに阻まれる。試合はこのまま終了かと思われたが、アディショナルタイム4分にCKから打点の高いヘディングシュートを叩き込まれ、痛恨の失点。ラストプレーで追いつかれてしまい、日本は2試合連続で1-1の引き分けに終わった。

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