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ドルトムントの次期監督はファーブレ? ニースが指揮官の引き抜きを警戒

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ドルトムントの新監督候補ルシアン・ファーブレ氏

 先日、ドルトムントトーマス・トゥヘル監督が退任を表明した。次期監督はまだ決定していないが、後任には複数の候補が挙がっており、中でもニースで指導しているルシアン・ファーブレ氏が有力視されている。

 この動きを受けて、ニースがドルトムントの引き抜きに対して警戒心を示した。

 ニースは公式メディアで「トーマス・トゥヘル監督が去ったドルトムントが、一部メディアによるとファーブレ監督との結び付きを重視して動いているようだが、我々の意思を明確にしておきたい。シーズンの終わりに、チャンピオンズリーグで準々決勝に勝ち進む、ドルトムントのようなビッグクラブがファーブレ監督に関心を示すことは理にかなっている」との声明を発表。

 さらには「ファーブレ監督と我々の契約は2019年6月まで締結しており、あと2シーズンにわたってファーブレはニースで指導を続ける」と続け、ドルトムントからの指揮官引き抜きに対して警戒心をあらわにしている。

 すでにニースはシーズンオフに入っており、6月19日から練習を再開するという。

 1957年生まれ、現在59歳のファーブレ監督はスイス国籍で、現役時代はスイスやフランスのクラブでプレー。引退後は指導者に転身し、チューリッヒ、ヘルタ・ベルリン、ボルシアMGなどの指揮官を務め、今シーズンはニースの監督に就任した。2016年は首位で前半戦を終えたものの、年明けから失速。ニースはリーグ3位でシーズンを終えている。

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