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ドルトムント、ニース率いるファブレの招へいは消滅…最有力候補はファン・ブロンクホルスト?

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ジオバンニ・ファン・ブロンクホルスト氏がドルトムント新監督候補?

 ドルトムントが元オランダ代表DFのジオバンニ・ファン・ブロンクホルスト氏を新監督に招へいする可能性が報じられている。フランス誌『レキップ』によると、クラブはフェイエノールトを率いる同監督と合意に至ったという。だがドイツメディアではその可能性は低いと見られているようだ。

 先日トーマス・トゥヘル監督との契約を解除したことを発表したドルトムントだが、これまで次期監督候補として有力視されていたニースのルシアン・ファブレ監督の招へいを見送ることになった。スイス人指揮官が現在率いるニースは2日付の声明で、ドルトムントに交渉を断る姿勢であることを伝えたと公表している。またファブレ監督の代理人もドイツ誌『シュポルト・ビルト』で、「ニースは交渉を断る決断を下し、それを我々は受け止めなければいけない。今夏において、この話は終わった」と言及。同監督が今回のオフにドルトムントに向かう可能性は実質消滅したとのことだ。

 ドルトムントが招へいに動く可能性がある候補者リストにはアヤックスのピーター・ボス監督やケルンのペーター・シュテーガー監督も名を連ねるとされ、それぞれ契約を残す所属クラブとの交渉を目指すと見られていた。だが『レキップ』は、ドルトムントはファン・ブロンクホルストと接触し、既に個人合意にも至ったと報道。フェイエノールトを今シーズン18年ぶりのエールディビジの優勝に導いた監督が来季からドルトムントで指揮を執ることが実現に向かっているという。

 一方、その報道を受けた『キッカー』や『ビルト』などドイツメディアではドルトムントがファン・ブロンクホルスト監督に興味を抱いている可能性は低いとの見解が述べられている。『キッカー』はまた、実際にドルトムントとの接触があったとするアヤックスのボス監督が現段階において次期監督候補として最有力と見ているようだ。


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