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CL制覇逃したユーベに悲劇…爆発音で大パニック、トリノのPV会場でファン600人が負傷

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CL制覇を逃したユベントスを悲劇が襲った

 3日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝、ユベントスレアル・マドリーのパブリックビューイング会場となったイタリア北部トリノのサン・カルロ広場で悲劇が起きた。イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』などが報じている。

 ユベントスを応援しようと約3万人がサン・カルロ広場に集結。前半27分にFWマリオ・マンジュキッチが同点ゴールを決めた際には、サポーターの歓喜の声と共に発煙筒が焚かれるなど、興奮のるつぼと化していた。

 事件が起きたのは、勝ち越しを許した後半16分の3分後だった。FWクリスティアーノ・ロナウドにこの日2点目を決められ、1-3。ユベントスの21年ぶりの欧州制覇が遠のいたその時、爆発音をきっかけに観衆がその場から逃げ始め、人々が将棋倒しになったり、手すりが壊れるなどして多くの被害が出た。

 報道によると、600人以上が負傷。少年が「爆弾だ」と叫んでいたというが、爆発音は爆竹だったと報じられている。欧州CL制覇を逃したユベントスにとって、サポーターの負傷というダブルの悲劇に見舞われてしまった。


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