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“今回はCB”のDF槙野「今年30歳になったので…」 と新たに決意

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日本代表DF槙野智章

 今回は最終ラインの中央での出番を待つ。日本代表DF槙野智章は「ハリルジャパンの中では、真ん中をやったり、左をやったりでしたが、今回は真ん中ということなので、自分の中ではしっかり準備している」と来たるべき出場機会に向けてコンディションを整えている。

 翌7日に対戦するシリアは、13日に行われるロシアW杯最終予選で対戦するイラクを仮想したもので、槙野は「ただの練習試合とは思っていない」と気合い十分。「選手一人ひとりがチャンスをモノにするため、与えられた時間、チャンスでしっかり見せ付けないといけない」と意気込みを示した。

「今年30歳になったので、誰かの控えに甘んじるというのは個人的にも嫌だし、ベンチに座るよりもグラウンドの上に立って走り回る姿を見せていかないといけない」

 今回は常連組の一人であるCBのDF森重真人が招集外。ハリルジャパン発足当初はCBでプレーしていた槙野は、その後左SBで準備を進める時期もあったものの、今回はCBでの起用が考えられている。「与えられたポジションで自分のやるべきことをやらないといけない」とどのポジションで出場しようともやるべきことは変わらないと力を込める。

 与えられた出場機会でのアピールを狙うが、「自分一人でどうこうするよりもチーム全体で良い守りを見せて、とにかくゼロに抑えるためにということを考えてやりたい」とCBの相方、SB、そして前に位置するボランチとの連係でシリアの攻撃を封じ込めようとしている。

(取材・文 折戸岳彦)

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