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レアル、ハメスの移籍を容認へ…一方ムバッペ獲得には“条件あり”

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退団が報じられるMFハメス・ロドリゲス

 レアル・マドリーは、MFハメス・ロドリゲスの移籍を容認する構えだ。スペイン『マルカ』が報じた。

 ジネディーヌ・ジダン監督は今夏のハメスの移籍を認めた模様。今季終盤に目覚ましいパフォーマンスを見せたMFイスコ、大きな成長を遂げたMFマルコ・アセンシオがいる中で、ハメスに出場時間を与えるのは困難だと考えているとされる。

 ジダン監督はFWカリム・ベンゼマ、FWガレス・ベイル、FWクリスティアーノ・ロナウドの“BBC”を前線に並べた4-3-3を好んで使用してきた。だが今季ベイルの負傷で4-4-2にシステムを変更した際にも、トップ下に据えられたのはイスコで、ハメスに多くの出番は訪れなかった。これがジダン監督のハメスへの姿勢を明確に示していると言える。

 一方、これまでモナコFWキリアン・ムバッペに対する関心が取りざたされてきたレアルだが、現時点では獲得に際してある条件が付けられている。“BBC”とムバッペの共存が不可能だと主張するジダン監督は、ベイルが移籍に傾いた場合に限り、ムバッペ獲得が必要になると判断している。

 また獲得が確実視されるアトレティコ・マドリーDFテオ・エルナンデスに関しては、今夏の移籍が濃厚なDFファビオ・コエントロンの後釜として、DFマルセロとポジションを争わせる方針。移籍金2400万ユーロに少し上乗せした額でアトレティコとの取引が成立するとみられている。

 今季アラベスにレンタルされていたMFマルコス・ジョレンテはMFカゼミーロのバックアッパーとしての復帰が濃厚に。同様にフランクフルトでプレーしたDFヘスス・バジェホはプレシーズンに帯同した上でジダン監督がトップチームに残すかどうかを見極めることになる。


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