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ナイス“トライアングル”!! 同点弾演出の長友「理想的な形だった」

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同点ゴールをアシストした日本代表DF長友佑都

[6.7 キリンチャレンジ杯 日本1-1シリア 味スタ]

 チャンスと見るや一気に左サイドを駆け上がる。前半こそ敵陣深くまで攻め込む回数が限られた日本代表DF長友佑都だが、チームにリズムが生まれ始めた後半中盤以降は幾度となくオーバーラップを仕掛けて好機を創出した。

 後半3分にセットプレーの流れから先制点を献上したものの、同13分に左サイドを起点に同点ゴールが生まれる。長友が前方のFW原口元気にボールを預け、タッチライン際を駆け上がる。原口から縦パスを呼び込んだFW大迫勇也がダイレクトで最終ライン裏のスペースにパスを送ると、長友が走り込んで敵陣深くへの進入に成功した。

「崩し方がまず良かった。トライアングルを作って、そこから僕のスペースにボールが出てきた。あの形が練習どおりだったり、良かったと思う。三角形を作って最終的に出て行く形は作れたし、あれは理想的な形だと思います」

 長友、原口、大迫の“トライアングル”で左サイドを攻略。長友がグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドにフリーで走り込んだMF今野泰幸がきっちり蹴り込んで、同点ゴールが生まれた。

(取材・文 折戸岳彦)

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