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後半ATの悲劇…守護神ロリスの痛恨パスミスから逆転被弾、フランスが首位陥落

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首位攻防戦をスウェーデンが制した

[6.9 W杯欧州予選 スウェーデン2-1フランス]

 W杯欧州予選は9日、グループリーグ第6節1日目を行った。A組のフランス代表は敵地でスウェーデン代表と対戦し、1-2で逆転負け。首位陥落となった。

 首位攻防戦となった一戦は前半37分に動く。フランスは右CKの流れからボールをつなぎ、右サイドのクロスのこぼれ球をPA左で拾ったFWオリビエ・ジルがトラップから左足一閃。ややアウトにかかった鮮やかなシュートがゴール右隅に突き刺さり、フランスが先制した。

 しかしフランスのリードは長く続かなかった。スウェーデンは前半43分、左サイドからDFルドビク・アウグスティンソンが上げたクロスはファーサイドまで流れ、ゴール前に走り込んだMFジミー・ドゥルマズが抑えの利いた左足ボレーでゴールネットを揺らし、1-1で試合を振り出しに戻した。

 追いつかれたフランスはFWアントワーヌ・グリーズマンがFKから直接狙うなど、終盤にかけて攻勢を強めていったが、勝ち越しのゴールが遠い。すると、アディショナルタイムに悲劇が待っていた。バックパスから相手のプレッシャーをかわしてPA外にボールを持ち出したGKウーゴ・ロリスがセンターサークル付近にグラウンダーのパスを送る。これがパスミスとなり、MFオラ・トイボネンにダイレクトでロングシュートを決められ、タイムアップ。1-2で敗れた首位フランスは2位スウェーデンと順位を入れ替わることとなった。


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