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後継者はドンナルンマ?ブッフォン「正しいチョイス」

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イタリア代表の練習時、談笑するブッフォンとドンナルンマ

 ユベントスに所属するGKジャンルイジ・ブッフォンは自身の後継者について、ミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマアーセナルのGKボイチェフ・シュチェスニーがふさわしいと話した。『ESPN』が39歳の守護神のコメントを伝えている。

 来季にユベントスとの契約が満了するブッフォン。ロシアW杯を最後にイタリア代表から引退すると明らかにしていたが、現役引退時期についての詳細は語っていない。改めて、ユベントスでの自身の後継について口にした守護神は、クラブがドンナルンマやシュチェスニの獲得に興味を示していることについて「僕から見ても、彼らは正しいチョイスだろう」と言う。

「僕はこれまでもずっと、物事の意味を理解しようと心がけてきたし、分別をわきまえた人間であろうとしてきた。少なくともそう信じている。ユベントスが彼(ドンナルンマ)のようなゴールキーパーを獲得しにいくのは正しい。代表戦においてもドンナルンマのような選手がいいだろう」

「最終的にはそれぞれの能力を考えたうえで選ぶことになる。いつも言っているように、監督はチームを勝たせるために選手を選ぶし、そうでなければならない」

 クラブが若き守護神の獲得に乗り出すことは当然とのスタンスを示すブッフォンは「GKの獲得は正しいよ。それは僕にとっても大きなインセンティブになる。だって僕は39とか40歳になるわけだから、自分の役割を果たすためには、一生懸命やらないとね」と話す。

「もうこれ以上ハードワークできないという日がやってきたら、ただ自分が家にいるようになるだけだ。だってシュチェスニやドンナルンマ、アレックス・メレト(ウディネーゼ)が将来的にレギュラーになるのは見えているのだから。彼らは背番号1をつけるのにふさわしい選手だ。彼らには能力がある。誰かのお気に入りというわけじゃなくてね」

「僕もずっとプレーできるわけじゃないし、そう考えたことは一度もない。僕はチームのことを考えている。だからユベントスも代表も、早く今後についての正しい計画を立てなければならない」

 また、現役引退後のキャリアに言及したブッフォンは「これまで言ったとおり、僕は多分監督になりたいわけじゃない。だけど代表監督レベルであれば、日常生活にそこまで支障はきたさないかもしれない。引退したら、少しのあいだ休みたいと思っている。それだけ長く、険しいキャリアだったからね」と言うに留めた。

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