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伊代表指揮官、24年ぶりの大勝もスペイン戦に向け苦言「意気込み過ぎは禁物」

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勝って兜の尾を締めたイタリア代表指揮官

 イタリア代表の指揮官ジャンピエロ・ベントゥーラはリヒテンシュタイン戦の前半の戦い方に不満を示した。イタリア国営放送『RAI』のインタビューで明らかにした。

 11日、ロシア・ワールドカップ欧州予選第6節が行われ、グループGのイタリアはホームでリヒテンシュタインと対戦した。途中出場したFWフェデリコ・ベルナルデスキら3人が全員ゴールを挙げ、5-0と快勝を収めた。イタリア代表がワールドカップ予選で5得点以上記録したのは1993年以来となり、久しぶりの大勝だった。

 しかし次戦となる9月2日のスペイン戦に向けて、ベントゥーラ監督は警戒を緩めていない。格下のリヒテンシュタインを相手に、再三チャンスを迎えながらも得点を挙げることができず、苦しめられた前半を振り返った。

「前半は教訓となるだろう。強引にやろうと意気込んでも結果は得られないものだ。意気込み過ぎの状態でスペイン戦に臨んだらパンクしてしまう。問題はチャンス自体ではなく、チャンスの作り方だ。サッカーでは忍耐が必要になる。後半には順当に得点が入り、それが証明された」

 なお35分に先制点を決めたナポリのFWロレンツォ・インシーニェは「簡単にはいかないことは分かっていた。ワールドカップ予選では予想通りになる試合などない。精一杯力を出せた。勝てたことが大切だ。マドリードでは厳しい戦いになるだろう」と述べた。

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