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ミラン本田圭佑の10番はポルトから加入間近の21歳FWが継承か…伊紙報道

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今季限りでミランを退団する日本代表FW本田圭佑

 ミラン加入が目前に迫ったポルトのFWアンドレ・シウバが日本代表のMF本田圭佑が背負った10番を継承するのではないかと12日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数メディアが報じている。

 本田は2014年1月にCSKAモスクワから加入した際、当時空席となっていたミランの背番号10を選んだ。在籍した3年半、本田の真摯な姿は模範的でプロフェッショナルな選手であると、現指揮官のビンチェンツォ・モンテッラを始めとして歴代監督から称えられた。しかし同時に、栄誉ある10番を選んだがゆえ、ミランのサポーターからはマーケティング目当ての獲得であるとのレッテルを貼られ、愛されることはなかった。

 それでもホームであるサンシーロでのラストマッチとなった5月21日のボローニャ戦では、得意のFKからゴールを挙げて今シーズン初得点をマークした。チームメイトからも盛大に祝福され、信頼の厚さを窺わせた。今シーズンは構想外となり出番が少なかったものの、シーズン終了後に迫ったミラン退団を前に確かな足跡を残した。

 今月末にミランとの契約は満了を迎え、本田は3年半背負った背番号10に別れを告げる。今後、空席となる10番だが、現在、ミランでメディカルチェックを受けており、入団目前とされているA・シウバが来シーズンから背負う可能性が高いとみられている。A・シウバはポルトに所属する21歳のセンターフォワードで、今シーズンはリーグ戦32試合に出場し、6ゴールをマーク。チャンピオンズリーグでも10試合に出場し5得点するなど期待の若手だ。


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