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ハリルJがイラク戦へ最終調整、山口蛍合流も指揮官は起用に慎重

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全体練習に合流したMF山口蛍

 日本代表は12日、イラン・テヘランのPASスタジアムで公式練習を行い、13日のW杯アジア最終予選・イラク戦に向けて最終調整した。

 練習は冒頭部分のみ公開され、7日のシリア戦(1-1)で右すねを打撲し、前日11日まで別調整だったMF山口蛍(C大阪)もスパイクを履いて合流。ただ、練習前に行われた公式会見でハリルホジッチ監督は「トレーニングをしっかりやっているわけではない。すぐにプレーできるかどうかは分からない」と、イラク戦での起用に慎重な姿勢を示していた。

 アジア最終予選のB組は8日にオーストラリア対サウジアラビアの試合が行われ、オーストラリアが3-2で勝利。日本は消化試合が1試合少ないながら、日本、サウジアラビア、オーストラリアの3チームが勝ち点16で並ぶ三つ巴となっている。

 イラクは1勝1分5敗の勝ち点4で5位。すでに4位以下が確定し、予選敗退が決まっている。最新のFIFAランキングでは日本の45位に対し、イラクは120位。過去の対戦成績は日本の7勝2分3敗で、現在7連勝中となっている。直近では昨年10月6日に埼玉スタジアムで行われたW杯アジア最終予選で対戦。後半アディショナルタイムに山口が劇的な決勝点を決め、2-1で競り勝った。

(取材・文 西山紘平)

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