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長友佑都らインテルの守備陣はまるで「ノアの方舟」…伊紙が分析

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インテルDF長友佑都

 インテルの守備陣はまるで「ノアの方舟」のようであると、イタリア紙『トゥット・スポルト』が13日、報じている。

 2016-17シーズン、インテルはオランダ人監督のフランク・デ・ブールを招聘したものの、セリエAで12位に低迷するなど成績が振るわず、わずか85日で解任された。のちにデ・ブールは自身の戦術を浸透させる際、言葉の壁があったことを明かしている。実際、インテルの守備陣は多国籍で、まるで「ノアの方舟」のようであると表現されている。

 まず、守護神のGKサミル・ハンダノビッチはスロベニア出身。サイドバックには日本代表のDF長友佑都やアルゼンチン出身のDFクリスティアン・アンサルディが在籍している。センターバックにも、DFヘイソン・ムリージョやDFミランダなど母国語がスペイン語やポルトガル語の選手が在籍している。中国スーパーリーグの江蘇蘇寧からレンタル加入していたDFトレント・セインズベリーもオーストラリア出身だった。ただ多言語の要素は「チームづくりの際、ハンデとなっていた」と分析されている。

 来シーズンに向けてルチアーノ・スパレッティ新監督が就任したが、今後もインテル守備陣においては、多国籍多言語の状態が続くとみられている。今夏の補強候補として、ドイツ代表のDFアントニオ・リュディガー(ローマ)や、ブラジル出身のDFダルベルト・エンリケ(ニース)、オランダ代表のDFリック・カルスドルプ(フェイエノールト)の名前が挙げられており、国際色豊かだ。

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