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オーバメヤン、パリSG移籍は消滅か…一方の中国行きは”爆買い阻止”の新ルールがネックに?

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FWピエール・エメリク・オーバメヤンは新シーズンどこでプレー?

 ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンは新シーズンもドルトムントに残るのだろうか。ドイツ紙『ビルト』によると、パリSGは今季ブンデスリーガ得点王に獲得を取りやめる意思を伝えたという。

 これまでオーバメヤンの移籍先候補として有力視されてきたパリSGだが、獲得には乗り出さないことを決定。この度の報道によれば、パリSGを率いるウナイ・エメリ監督はフランスの首都クラブへの移籍に前向きだった選手本人に、より典型的なセンターフォワードタイプの獲得を目指していることを直接伝えたそうだ。

 これにより、オーバメヤンをめぐる去就問題は振り出しに戻る可能性がある。『ビルト』は、中国の天津権健が同選手に年俸4000万ユーロ(約49億円)の契約を準備し、ドルトムントが求める移籍金7000万ユーロ(約86億円)を支払うことが考えられると指摘。数週間前に伝えられた古巣のミランからの興味については今回の報道では言及されていない。

 実際に天津権健はオーバメヤンの獲得に動き出すのだろうか。中国サッカー協会は先月、新ルールとしてクラブが外国人選手を590万ユーロ(約7億円)を超える移籍金で獲得する場合、今夏の移籍市場からさらに移籍金と同じ額を中国サッカー発展基金として支払うことを義務付けている。

 中国版『Goal』の見解では、天津権健がオーバメヤンを獲得するために1億4000万ユーロ(約192億円)といった金額を投じることは「ほぼ不可能」とされ、考えられないと述べられている。


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