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ムバッペの移籍に攻勢を強めるレアル...モナコは167億円を要求か

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レアル・マドリー入りが噂されるFWキリアン・ムバッペ

 レアル・マドリーモナコが、フランスのFWキリアン・ムバッペの移籍に関する交渉を継続していることが分かった。

 今シーズン、ムバッペはモナコの17年ぶりとなるリーグ優勝とチャンピオンズリーグ準決勝進出に大きく貢献。この活躍が認められて、レアル・マドリー、マンチェスター・シティをはじめ、多くのビッグクラブが同選手の獲得を目指している。先日、レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、フランス代表ストライカーへの興味を公言するなど、ムバッペ獲得に向け攻勢を強めている。

 両クラブは先週末に会談を行ったようだが、モナコは18歳のストライカーの売却に難色を示し、1億3500万ユーロ(約167億円)の移籍金を要求したとフランスメディアが報じた。もしレアル・マドリーがモナコの要求通りに移籍金を支払えば、昨夏ポール・ポグバが樹立した世界最高額をわずか1年で更新することになる。

 スペインのクラブは、FWアルバロ・モラタとFWハメス・ロドリゲスの売却で1億5000万ユーロ(約185億円)を捻出する考えを持っているものの、2選手の去就は依然としてはっきりしない。レアル・マドリーは、いまだ解決策を探っている最中だが、ムバッペをモラタの後釜に据え、長期的にはFWカリム・ベンゼマの代役に据えることを画策している。

 先日、14歳の時にレアル・マドリーから接触があったことを認めたムバッペは、トレーニング施設を訪問するなど、レアル・マドリーの大ファンとして知られている。さらに移籍が実現すれば、同選手の2大スターであるジダンとFWクリスティアーノ・ロナウドとプレーできるまたとないチャンスとなる。

 一方、すでにベルナルド・シウバをマンチェスター・シティに引き抜かれモナコは、ベンジャミン・メンディとファビーニョの退団も近づくなど、主力の流出が歯止めのきかない状態。そのため、来年のワールドカップ出場のためにプレー機会を確保したいムバッペに対して、クラブはファーストチームでのポジションを保証する考えを示している。

 大幅な選手の入れ替えを目論むレアル・マドリーは今夏、モナコからムバッペを獲得できるのだろうか。

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