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18歳GKドンナルンマ、ミランとの延長交渉拒否の理由とは…伊メディアが分析

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 ミランと18歳GKジャンルイジ・ドンナルンマの契約延長交渉が破談に終わった理由について、イタリアメディア『プレミアムスポーツ』が16日、イタリア各紙の分析を行っている。

 まず1つ目の理由として挙げられているのは、ミランが契約更新を急ごうとした点だ。急ごうとするあまり、交渉内容を逐次外部に漏らしたことで、ドンナルンマの代理人であるミーノ・ライオラ氏を苛立たせた。『ラ・スタンパ』は、ドンナルンマについて不都合なうわさが流れたことで、ライオラ氏は法廷での争いを検討していると報じている。

 『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、4月に就任したばかりのミランのマルコ・ファッソーネCEOとライオラ氏との不和について指摘している。ミラン側は契約を急ぐあまり、最後通告のような形をとったことでドンナルンマの不安を煽ることになった。そのうえ、ミラン側がサポーターに対して情報を伝えていたことが、ライオラ氏にはすべての責任を選手に負わせているかのように映ったとされている。さらにミランがドンナルンマの兄アントニオ・ドンナルンマ氏と直接連絡を取ったことも、ライオラ氏の不快感を増幅させる原因となったとみられている。

 一方、『コリエレ・デロ・スポルト』は、ドンナルンマが来シーズンからではなく、2016-17シーズンについてもボーナスを要求していたと報じており、条件面での行き違いも破談の要因になったようだ。

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