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元Jリーガーのミランレジェンド、契約拒否のドンナルンマに言及…ライバル移籍を予想

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移籍の可能性が一気に高まってきたGKジャンルイジ・ドンナルンマ

 元Jリーガーで元イタリア代表のダニエレ・マッサーロ氏が15日、イタリアメディア『プレミアムスポーツ』のインタビューに応じ、GKジャンルイジ・ドンナルンマについて言及した。

 マッサーロ氏は1986年から1995年にかけてミランでプレーし、クラブの黄金期を支えた。1988-89シーズンはローマにレンタル移籍していたものの、ミラン復帰後はチームへの忠誠を尽くした。その後、ライバルのインテルからオファーを受けたものの、マッサーロ氏が新天地に選んだのは日本の清水エスパルスだった。清水では20試合に出場し10得点を挙げ、その後は現役を退いている。マッサーロ氏はミラン在籍当時を振り返った。

「私のときは、インテルの(エルネスト)ペレグリーニ会長(当時)から白紙の小切手を目の前に置かれ、“給料の2倍の額を書くとよい”と言われた。私は“ノー”と答えた。(ドンナルンマと同じように)私はユニフォームにキスをしたが、最後までリスペクトを忘れなかった。契約が切れたときも、イタリアの他のクラブでプレーすることは誠実ではないと考えた。それで日本での冒険に踏み切った」

 またマッサーロ氏は、契約更新の破談の原因について問われると、言葉を濁した。ただドンナルンマの今後については、イタリア王者のユベントスに引き抜かれるのではないかと自身の見解を示した。

「ミランとジージョ(ドンナルンマ)の間で何がかみ合わなかったのか? それがドンナルンマのせいなのか、ライオラのせいなのか、私には分からない。ただ、本当に(フランコ)バレージや(パオロ)マルディーニのようなバンディエラになれるのではないかという時に、ドンナルンマがミランのサポーターを幻滅させたことは事実であり、残念だ。私の考えでは最終的にドンナルンマはユベントスへ行くと思う」

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