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諦めない!東京Vと愛媛が勝利への強い気持ち示した好ゲームは3-3でドロー決着

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[6.17 J2第19節 東京V 3-3 愛媛 味スタ]

 J2リーグは17日、第19節1日目が行われた。味の素スタジアムでは東京ヴェルディ愛媛FCが対戦。互いに気持ちをみせた好ゲームとなったが、3-3で引き分けに終わった。

 立ち上がりから果敢にシュートを打ち込んでいった東京Vがその流れのまま先制点を挙げる。前半15分、FWアラン・ピニェイロのパスで右サイドを抜け出したMF安西幸輝が深い位置まで持ち込んでクロス。中央でフリーとなっていたFWドウグラス・ヴィエイラがヘディングシュートを決め、東京Vが先手を取った。

 2013年に東京Vでコーチを務めた間瀬秀一監督が率いる愛媛は前半19分、右膝あたりを気にしていたDF玉林睦実を下げてMF田中裕人を投入する。26分には、MF小島秀仁の右CKからDF西岡大輝が頭で合わせたがGK柴崎貴広の正面。前半のシュートはこの1本にとどまった。

 愛媛は後半3分、ドウグラスのスルーパスでピニェイロに裏を取られたがGKパク・ソンスがタイミングよく飛び出し、ピンチを防ぐ。すると、この好守に応えるように攻撃陣が同点ゴールを奪う。8分、右サイドからのクロスをPA手前のFW河原和寿が胸で受け、右足を振り抜く。これがゴール左に吸い込まれ、愛媛が早い時間帯に試合を振り出しに戻した。

 これで流れは愛媛に。迎えた後半14分、PA左でボールを受けたFW丹羽詩温が中央に折り返したボールをMF白井康介が体勢を崩しながらも右足で押し込み、2-1。愛媛が一気に逆転に成功する。

 1点ビハインドとなった東京Vは流れを変えようと後半15分にFW高木善朗とMF橋本英郎を入れる。すると25分、安西が左サイドからカットインし、左足を振り抜く。GKパク・ソンスが反応していたが、その前でドウグラスがコースを変えて2-2と同点に追いついた。

 試合終了間際にスコアが激しく動く。愛媛は後半45分、PA右手前でパスを受けたFW近藤貴司が味方をおとりに右足シュートをゴール左に突き刺し、3-2と勝ち越し。しかし東京Vはアディショナルタイム4分にPKを獲得。これを高木善がゴール右に沈め、3-3で引き分けに終わった。


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