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湘南、杉岡→岡本のAT弾で劇的勝利!! 京都の無敗は「11」でストップ

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[6.17 J2第19節 湘南1-0京都 平塚]

 J2リーグは17日に第19節を開催し、Shonan BMW スタジアム平塚では湘南ベルマーレ京都サンガF.C.が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半もスコアが動かずに0-0のまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイムにDF岡本拓也が決勝ゴールを奪い、湘南が1-0で劇的な勝利を収めた。

 2位につけるホームの湘南は10日に行われた第18節徳島戦(○1-0)から4選手を入れ替え、FW石原広教、FWジネイ、MF石川俊輝、DF山根視来らを先発起用。一方、ここ11戦無敗(5勝6分)のアウェー京都は前節町田戦(△2-2)から先発2人を入れ替え、FW大黒将志本多勇喜らが先発起用された。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半10分にゴールを脅かしたのは京都だった。左サイドを突破した大黒の低い弾道のクロスは相手選手にクリアされたものの、こぼれ球に反応したFW岩崎悠人がトラップでボールを落ち着けてボレーシュート。右足で叩き付けたボールはゴールマウスを捉えたものの、GK秋元陽太に弾き出されて先制点を奪うには至らず。さらに同14分にはFWケヴィン・オリスがPA外から左足シュートを狙うが、ボールはゴール右へと外れた。

 一方の湘南は前半24分、右サイドから岡本が送ったクロスに対して走り込んだジネイが右足で合わせたものの、シュートをジャストミートさせることはできなかった。同38分にはMF秋野央樹が蹴り出したCKをDFアンドレ・バイアがヘディングで合わせるが、シュートはゴール右に外れてしまった。

 スコアレスのまま後半を迎えると、湘南は石原に代えてDF島村毅を投入。後半6分には京都がFKの流れからシュートチャンスを迎えるが、秋元が飛び出した隙を狙った本多のシュートはカバーに入った山根にクリアされてしまう。同20分には湘南が京都ゴールに迫り、右サイドを駆け上がった岡本のクロスを端戸が打点の高いヘディングで合わせるが、好反応を見せた菅野に弾き出される。さらに同27分には石川のラストパスを受けたFW表原元太の至近距離からのシュート、こぼれ球に反応した岡本のシュートも菅野にストップされてしまいスコアを動かすことができない。

 その後も両チームともにゴールを狙ったものの、相手の粘り強い対応に遭ってゴールは生まれないまま時計の針が進む。しかし、後半アディショナルタイム、左サイドを強引に突破した杉岡のグラウンダーのクロスを逆サイドから走り込んだ岡本が蹴り込んでネットを揺らし、湘南が1-0の勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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