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「パトの分まで…」阪神ダービーは長沢決勝点でG大阪に軍配

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G大阪がFW長沢駿のゴールで阪神ダービーを制した

[6.17 J1第15節 神戸0-1G大阪 ノエスタ]

 ガンバ大阪が敵地でヴィッセル神戸に1-0で勝利した。G大阪は勝ち点を28に伸ばした。

 2万4522人が詰めかけ、超満員の中で行われた阪神ダービー。前節は磐田にまさかの敗戦で首位争いから一歩後退したG大阪と、上位に踏みとどまるためにも負けられない神戸の意地と意地がぶつかり合った。

 G大阪は今月末で契約満了が発表になっているFWパトリックが今季トップチーム初出場。右膝前十字靱帯損傷などで全治8か月の大怪我から復活した助っ人FWを先発させた。またJ1通算550試合出場の節目を迎えるMF遠藤保仁も先発出場した。

 ただ試合はなかなか動かない。こう着状態を破るべく、G大阪は後半7分にパトリックを下げてFW長沢駿を投入し、変化を求めた。

 すると後半25分、G大阪がスコアを動かすことになる。左サイド深くに侵入したMF倉田秋がクロスを上げると、GKキム・スンギュの前にダイビングヘッドで飛び込んだ長沢が頭に当ててゴールネットを揺らす。長沢の2試合ぶりとなる今季5点目で均衡を破った。

 G大阪はこの長沢が挙げた得点を守り抜いて、1-0で勝利した。長沢は得点後、ベンチに下がったパトリックのもとに駆け寄って、喜びを共有した。「前半からパトが頑張ってくれていた。交代するときもパトの分まで、パトの気持ちを背負ってがむしゃらにやろうという気持ちだった」と話した長沢は、「点を取った時もパトのところに行きましたし、喜んでくれていると思う」と充実の表情を浮かべた。


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