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両守護神の好セーブ光る…スコアレスドローも甲府が粘り強い守備で柏の連勝ストップ

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柏の脅威となったFWドゥドゥ

[6.17 J1第15節 甲府0-0柏 中銀スタ]

 J1リーグは17日、第15節1日目が行われた。山梨中銀スタジアムでは、ヴァンフォーレ甲府柏レイソルが対戦し、0-0で引き分けた。柏の連勝は8でストップ。甲府は連敗は免れたものの6試合白星なし(3分3敗)となった。

 8連勝で首位に立つ柏はMF手塚康平を中心に攻撃を組み立て、FWクリスティアーノやFW伊東純也が果敢に裏のスペースを狙っていく。しかし甲府の守備をなかなか崩すことができず、29分にFWクリスティアーノのクロスからFW武富孝介がフリーでヘディングシュートを放ったが、GK岡大生の正面に飛んでしまった。

 対する甲府は、柏の緩急ある攻撃に冷静に対応。激しいボディコンタクトで相手を自由にさせない。前半18分には、MFオリヴァー・ボザニッチのシュートのこぼれ球をPA手前で拾ったMF新井涼平が左足でゴール左上隅を狙ったが、日本代表に初招集されたGK中村航輔のファインセーブに阻まれた。

 スコアレスで迎えた後半も一進一退の攻防が続く。甲府は3分、DFエデル・リマが強烈なミドルシュートを放ったが、これもGK中村の好セーブに防がれる。一方、15分にDFユン・ソギョンとFW大津祐樹を入れた柏は23分、手塚の左CKからDF中谷進之介が打点の高いヘディングシュート。しかしこれはわずかにクロスバー上を越えていった。

 後半35分にFWディエゴ・オリヴェイラを入れ、攻勢を強めていく柏。39分、クリスティアーノが放ったヘディングシュートがGK岡の手を弾いて右ポストを叩く。42分には、右サイドからディエゴが上げたクロスを大津がヘディングシュートもわずかにゴール左へ。結局、互いに最後までゴールネットを揺らすことができず、スコアレスでタイムアップを迎えた。


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