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宮崎幾笑のプロ初弾が決勝点に!金沢が“下位対決”を制す、山口は6連敗で10戦未勝利

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[6.17 J2第19節 金沢3-2山口 石川西部]

 18位・ツエーゲン金沢と22位・レノファ山口FCの“下位対決”は3-2で金沢が勝利した。敗れた山口は6連敗で10試合勝利なし(1分9敗)と厳しい状況が続いている。

 試合は前半19分に動く。金沢は自陣からロングパスを供給。MF杉浦恭平が競り勝ち、対応に入ったDF渡辺広大のバックパスがゴールに吸い込まれ、オウンゴールで先制する。さらに31分、またも自陣からのロングフィードから得点が生まれる。胸でFW佐藤洸一に落としたMF中美慶哉がリターンを右足で流し込み、2-0とリードを広げた。

 前節・岡山戦(0-1)からカルロス・マジョール監督が指揮を執る山口は、新体制初陣で10試合ぶりの勝利を目指してこの試合に入ったが、早々の2失点で出鼻をくじかれてしまう。それでも前半41分、左サイドからDF前貴之が折り返したボールをニアでMF小塚和季が左足で合わせ、1-2。山口が後半に望みをつないだ。

 後半は一進一退の攻防が続いたが迎えた25分、山口は小野瀬を起点としたパスワークで中央と突破。MF高柳一誠のラストパスを受けたFW岸田和人がPA内から強烈なシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻した。

 しかし直後に金沢が勝ち越しゴールを挙げる。後半26分、DF宮崎幾笑がドリブルで仕掛け、MF中美慶哉とのワンツーでPA右に侵入し、相手GKをかわして角度のないところからゴールに流し込み、3-2。金沢が宮崎のプロ初ゴールで逃げ切り、今後のJ2残留争いを占う“裏天王山”を制した。


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