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大分がラッキーOGで6戦ぶり白星、讃岐はFW木島徹の鮮やかミドル実らず

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[6.17 J2第19節 大分2-1讃岐 大銀ド]

 大分トリニータがホームで粘りを見せ、カマタマーレ讃岐を2-1で振り切った。前半13分にFW小手川宏基が均衡を破り、後半24分にFW木島徹也のミドルシュートで追いつかれたが、同26分にオウンゴールで勝ち越しに成功。第13節の名古屋戦(4-1)以来、6試合ぶりの白星を飾った。

 大分は前節の横浜FC戦(2-2)から先発1人を入れ替え。DF福森直也に代わり、DF坂井達弥が今季初スタメンを果たした。フォーメーションは3-4-2-1。坂井は3バックの左に入った。

 対する讃岐も前節の金沢戦(1-0)からの先発変更は1人。GK松原修平に代わってGK瀬口拓弥が2試合ぶりにスタメン復帰した。布陣はMF山本翔平をアンカーに置いた4-1-4-1。2011年から大分に5シーズン在籍していたDF西弘則は右サイドバックを務めた。

 スコアが動いたのは前半13分。大分MF川西翔太が自陣のセンターサークル付近から右サイドへ大きく展開し、深い位置で受けたMF岸田翔平がマイナス方向にグラウンダーのクロスを出す。ニアのFW後藤優介が相手を引き付けてスルーすると、その奥から走り込んだ小手川が右足のダイレクトシュートをゴール右に突き刺した。

 小手川の今季3得点目で先制した大分だったが、讃岐が後半24分に追いつく。DF高木和正の左クロスを木島徹がPA手前中央で収めると、左から攻め上がった西をおとりに使い、右足で低い弾道のシュート。これがゴール左に吸い込まれ、スコアをタイに戻した。

 しかし、ホームの大分は再び川西を起点とした攻撃からゴールを陥れる。後半26分、敵陣センターサークル付近の川西が左サイドにボールを振り、小手川を経由してMF松本怜がゴールライン際からクロス。後藤のヘディングシュートはGK瀬口に弾かれるも、跳ね返りがDF中島大貴に当たって決まり、オウンゴールで勝ち越した。

 2度目のリードを奪った大分は最後まで相手の反撃を許さず、2-1でタイムアップ。勝利への執念を見せた大分が6試合ぶりに勝ち点3をつかみ、敗れた讃岐は2試合ぶりの黒星となった。


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