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京都FW岩崎、U-20W杯の悔しさ糧に成長誓う「やるしかないと思っている」

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[6.17 J2第19節 湘南1-0京都 平塚]

 持ち場は左サイドハーフ。京都サンガF.C.のFW岩崎悠人はボールを呼び込んで突破を試み、クロスを供給。自らシュートを狙う場面もあったが、ゴールを生み出すことができずに「チームを勝たせるようなプレーをもっとしないといけない」と悔しさを滲ませた。

「縦を切られてなかなか仕掛けられない場面が多かった。FWの選手とのコンビネーションを使ったり、SBの選手のオーバーラップを使ったり、もう少し工夫してやっていきたいと思う」

 5月に行われたU-20W杯では2トップの一角として、全試合出場。特に、グループリーグ第2節ウルグアイ戦でFW小川航基(磐田)が負傷離脱した後は、前線の軸として存在感を示した。しかし、大会ノーゴールに終わり、チームも決勝トーナメント1回戦ベネズエラ戦で延長戦の末に0-1で敗れて大会から姿を消すことになった。

 当然、悔しかった。だが今は前向きに捉えている。「自分のダメな部分、これから絶対に修正しないといけないところを現実に見させられた。そういう意味では良い経験、良い大会だったと思うし、今はやるしかないと思っています」。そして、岩崎は“先”へと視線を移す。「とにかくJ1に昇格したいので、順位を上げることだけを考えてやりたい」と京都のJ1昇格のために、19歳のアタッカーはピッチ上を駆け回る。

(取材・文 折戸岳彦)
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