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高崎が“苦笑い”の先制点!群馬に完封勝利の松本が3戦ぶり白星

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[6.18 J2第19節 群馬0-2松本 正田スタ]

 J2リーグは18日、第19節2日目を行った。松本山雅FCは敵地でザスパクサツ群馬と対戦し、2-0で勝利した。

 松本は前半2分、MF工藤浩平の落としからMF石原崇兆がファーストシュートを放つと、前半20分にDF飯田真輝のクロスに競り合ったFW高崎寛之が相手に倒され、PKを獲得する。高崎自らキッカーを務め、1度は軸足を滑らせてGK清水慶記に止められたが、弾いたボールをしっかり押し込み、先制点。J2通算50得点とした高崎は苦笑いだった。

 対する群馬は14日から17日までミニキャンプ実施を実施。結束力を高め、この試合に臨んだ。前半12分、左サイドでボールを奪ったFW岡田翔平がライン際から中央に折り返し、GKに当たったボールをDF一柳夢吾が右足で狙ったが、飯田のブロックに阻まれる。32分には、センターサークルでボールを奪ったMF松下裕樹のスルーパスからFW高井和馬がシュートに持ち込んだが、枠を捉えきれなかった。

 前半を1点リードで終えたが、ボール支配率は41%だった松本は後半15分、左サイドからのロングスローを高崎が頭でそらし、相手に当たってこぼれたボールをMF宮阪政樹が左足一閃。これがゴール右隅に吸い込まれ、2-0とした。

 試合は優勢に進める松本は飯田、DF當間建文と決定的なシュートを放っていくが、GK清水のファインセーブに阻まれ、追加点を奪えない。まずは1点を返したい群馬は30分、途中出場のFW石田雅俊が左サイドからカットインし、強烈なシュートを放ったがクロスバーの上。35分には相手のクリアミスに反応したMF山岸祐也が鋭いシュートを放ったが、GK鈴木智幸に防がれた。

 結局、試合はそのまま2-0でタイムアップ。松本が3試合ぶりの白星を飾った。一方の群馬は3連敗を喫した。


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