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筑波大が“ジャイキリ”!! J1仙台に鮮やか逆転勝利…MF三笘薫2発&磐田内定FW中野誠也1得点

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J1仙台を下し、勝ちロコで喜ぶ筑波大の選手たち

[6.21 天皇杯2回戦 仙台2-3筑波大 ユアスタ]

 天皇杯の2回戦が21日に行われ、ユアテックスタジアム仙台ではJ1のベガルタ仙台と茨城県代表の筑波大が対戦。前半6分にMF三笘薫のゴールで筑波大が先制するも、同31分と後半5分に筑波大出身のMF中野嘉大がゴールを陥れ仙台が勝ち越しに成功。しかし、同20分にFW中野誠也、同28分に三笘がネットを揺らし、筑波大が3-2の逆転勝利を収めた。

 試合をいきなり動かしたのは筑波大だった。前半6分、自陣でボールを受けた三笘が寄せてくる相手選手を巧みにかわして敵陣に入ると、一気に加速。ドリブルで独走してPA内まで持ち込むと、右足から放ったシュートはGK関憲太郎に触れられながらも勢いが勝ってネットを揺らし、スーパーゴールで先制に成功した。

 しかし前半31分、左サイドでパスを受けたFW佐々木匠がPA内に切れ込もうとすると、足から離れたボールを後方から走り込んだ中野が拾い、左足シュートでゴールを陥れて試合を振り出しに戻した

 1-1のまま後半を迎えると、後半5分に仙台が思わぬ形から勝ち越しに成功する。左サイドから中野が送ったクロスにFWクリスランが飛び込むが、ボールに触れることはできず。しかし、ワンバウンドしたボールはそのままゴールマウスに吸い込まれ、中野の2点目が生まれてスコアは2-1となった。

 しかし後半20分、CKをファーサイドのDF小笠原佳祐が折り返すと、大学3年次に磐田内定が発表されていたFW中野誠也がヘディングで流し込み、2-2の同点に追い付く。さらに同28分、高い位置で仙台のパスミスをMF西澤健太が奪うと、柔らかなラストパスを三笘が右足ダイレクトで合わせてネットに突き刺し、3-2と逆転に成功。そのまま逃げ切った筑波大がジャイアントキリングで2回戦突破を決めた。

 筑波大は7月12日に行われる3回戦でアビスパ福岡と対戦する。

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