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J1札幌がいわきFCに完敗…力負け認める指揮官「運動量が足りなかった」

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J1札幌はいわきFCに力負け

[6.21 天皇杯2回戦 札幌2-5(延長)いわきFC 札幌厚別]

 聖地・札幌厚別公園競技場が涙雨に濡れた。J1の北海道コンサドーレ札幌は福島県1部のいわきFCに延長戦の末に2-5で敗れ、2回戦で姿を消した。

 力負けだった。2度の先行を許す展開も終了間際のラストプレーで得点を奪うなど、意地を示していた札幌だったが、日本のフィジカルスタンダードを変えることをチームコンセプトに掲げる新興クラブを前に力尽きた。

 今季の札幌は5年ぶりにJ1を戦っているが、現在5連敗中で降格圏手前の15位と苦戦。リーグ戦の合間の試合とあって、17日の鹿島戦からDF福森晃斗を除く先発10人を変更していわきFCとの決戦に臨んだ。

 四方田修平監督は敗因について、「運動量が足りなかった。ロングボールを使ってもこぼれ球を拾えなかった」と分析。「どのメンバーで戦っても結果を出して戦わないといけない試合だった」と振り返ると、「この敗戦を重く受け止めて、次に活かさないと意味がないと思っている」と終始険しい表情で話した。

(取材・文 児玉幸洋)
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