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両者真逆の11人…先発総替えの浦和がオナイウの移籍後初ゴールで勝利、盛岡はMF林の恩返し弾実らず

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[6.21 天皇杯2回戦 浦和3-2盛岡 浦和駒場]

 天皇杯2回戦が21日に行われ、J1の浦和レッズは浦和駒場スタジアムでJ3のグルージャ盛岡と対戦し、3-2で競り勝った。3回戦は7月12日に開催され、浦和はJ2の熊本と対戦する。

 浦和は直近のリーグ戦となるJ1第15節の磐田戦(2-4)からスタメン11人を総入れ替え。対する盛岡はJ3第13節のG大阪U-23戦(0-1)と同じ先発メンバーを並べた。

 先制したのは浦和。盛岡DF森英次郎のハンドで獲得したPKを前半29分にFWズラタンが冷静に沈める。先に失点してしまった盛岡だったが、後半8分に同点ゴールを奪取。2008年から2010年まで浦和に所属したMF林勇介がPA手前中央でDF長澤和輝からボールを奪うと、FW岩渕良太とのパス交換から左足でゴール左に突き刺した。

 同点に追いつかれた浦和は上位カテゴリーの意地を見せ、後半18分に勝ち越す。CK崩れから中央の長澤が浮き球のパスを供給。PA内右で受けたズラタンが右足でこの日2点目となるゴールを決め、再びリードを奪った。

 そして試合の趨勢を決める得点が生まれたのは後半34分。DF那須大亮が裏のスペースを狙ってロングフィードを出すと、PA外に飛び出したGK土井康平が右足で空振りし、ボールを後逸する。こぼれ球に追いついたFWオナイウ阿道が無人のゴールへ左足で流し込み、3-1とした。

 オナイウの移籍後初得点でセーフティーリードを得た浦和は、後半アディショナルタイム3分にFW谷村憲一のクロスをFW谷口堅三に頭で押し込まれるが、その後の反撃を許さず。3-2で逃げ切り、順当に3回戦へと駒を進めた。


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