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バレンシア、パレホやE・ペレスの放出が濃厚に…中盤で残留確実なのはソレールのみ

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バレンシアの中核を担うMFダニ・パレホ

 バレンシアは今夏、監督交代の影響もあって、大幅な選手入れ替えを行うことになるかもしれない。

 バレンシアは昨季限りでボロ監督が退任。マルセリーノ・ガルシア・トラル監督を招へいして新体制をスタートさせている。

 マルセリーノ監督の下、現時点でマテウ・アレマニーSD(スポーツディレクター)が確実に残留させる考えでいる中盤の選手はMFカルロス・ソレールのみだ。事実、5月に新契約を締結したカンテラーノの契約解除金は、3000万ユーロから8000万ユーロに跳ね上がっている。

 一方、これまでチームの中核に据えられてきたMFダニ・パレホは、クラブが年俸250万ユーロ(約3億円)を浮かせるため、放出されることが濃厚となっている。昨夏、彼には1400万ユーロのオファーが届いていた。バレンシアは今夏も同額程度のオファーを期待しているようだ。

 またMFエンソ・ペレス、MFアルバロ・メドランも退団に傾いている。バレンシアは2015年1月に2500万ユーロ(約30億円)で獲得したE・ペレスに関して、現在償却金と年俸で年間1000万ユーロ(約12億円)を負担している。クラブは資金捻出を目的に同選手の売却を検討している。

 メドランはガルシア・ピタルチ前SDが昨夏獲得した選手だが、ボロ前監督の下で次第に存在感を失っていった。またピタルチ前SDが退任前に今夏の加入で合意したMFネマニャ・マクシモビッチ(前所属アスタナ)についても、チームに残すか放出するかの決断に迫られている。

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