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進撃のサックスブルー! 次の餌食はFC東京…磐田のJ1・3連勝は5年ぶり

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磐田がJ1で5年ぶりに3連勝

[6.25 J1第16節 磐田 2-0 FC東京 ヤマハ]

 10位ジュビロ磐田がホームで7位FC東京に2-0で完封勝ちした。これで第14節のG大阪戦(3-0)、第15節の浦和戦(4-2)に続き、3試合連続の“強者食い”。J1での3連勝は2012年5月以来、5シーズン振りとなった。

 磐田は立ち上がりに幸先よく先制に成功する。前半11分、負傷から2試合ぶりに復帰したMF中村俊輔が右サイドでキープし、外側から攻め上がったMF川辺駿にパス。川辺が右足で送ったクロスに対し、GK林彰洋は飛び出す判断を下すが、触ることはできず。その奥で待っていたFW川又堅碁がヘディングで無人のゴールに押し込んだ。

 ミス絡みで先手を取られたFC東京。前半18分にMF中島翔哉が右足でロングパスを送り、PA内右に抜け出したFWピーター・ウタカが右足を振り抜く。しかし、シュートは右外のサイドネットを直撃。徐々に反撃ムードが高まっていたが、同20分にゴール前で左クロスに反応したMF大久保嘉人が右足首を内側にひねってしまい、駆けつけたスタッフはすぐさまプレー続行不可能のサイン。同23分にMF永井謙佑が緊急投入され、早い時間帯でゲームプランが狂ってしまった。

 1点リードで折り返した磐田は後半も自分たちのペースで試合を進める。後半13分、左からカットインしたMFアダイウトンが右足で巻いたシュートを放ち、GK林に弾かれたボールにファーのDF櫻内渚が詰めるも、追加点とはならず。その後、反撃を図るFC東京にゴールを脅かされるシーンもあったが、無失点でしのぐと、次の1点も磐田に生まれた。

 後半33分、自陣右サイドでボールを収めた中村から途中出場のFW齊藤和樹を経由して川辺が受け、ドリブルで敵陣に運んでスルーパスを出す。PA内右に走り込んだアダイウトンが右足で冷静に流し込み、3試合連続ゴールで2-0とした。

 先制したゲームは今季5戦全勝の磐田。勝利の方程式に持ち込み、そのまま危なげない試合運びで逃げ切った。敗れたFC東京は今季2度目の連敗。磐田に順位で逆転されてしまった。

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