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今季初弾の横浜FM中町、4連勝に手応え「何でこんなに勝っているのかという感じはない」

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先制点を奪った横浜F・マリノスMF中町公祐

[6.25 J1第16節 横浜FM2-0神戸 日産]

 うれしい今季初ゴールとなった。ここまで3連勝中と好調を維持する横浜F・マリノスだが、神戸を相手に前半をスコアレスで折り返す。しかし、後半開始直後の2分、前線へと駆け上がったMF中町公祐が均衡を破る得点を奪取した。

 スコアレスで折り返した前半は「ディフェンスラインとオフェンスの距離が遠くて、攻撃に人数が掛けられなかった」。一つの理由として、「小川(慶治朗)くんが裏を取る動きをしていたので、ディフェンスラインを上げられないという話があった」と振り返る。しかし、「自分的にはボックス内に入って行かないと、攻撃に厚みが出ないと思った」と果敢に攻め上がった。

 左サイドからオーバーラップしたDF山中亮輔がMFマルティノスからボールを呼び込んでグラウンダーのクロスを送ると、走り込んだ中町が左足で合わせてネットを揺らし、待望の先制点が生まれる。「ヤマ(山中)がよく見てくれていた」とアシストした山中に感謝を示すと、自身今季初ゴールに「去年は6点取って、そこで自分の価値を高めた部分があるので、乗っていければ」と力強く語った。

 チームは後半40分にFWウーゴ・ヴィエイラがダメ押しゴールを奪うだけでなく、神戸を完封して2-0の勝利。3試合連続完封での4連勝に、「『何でこんなに勝っているんだろう』という感じではなく、中でやっている選手はある程度手応えを感じての連勝」と自信を覗かせながらも、「若いチームなので勢いを持続させつつ、結果がついてこなくなったときにバランスが崩れないようにしたい」と気を緩めることはなかった。

(取材・文 折戸岳彦)
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